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不妊治療の方法とは?

不妊治療には、タイミング法や人工授精、体外受精、顕微授精など、いくつかの方法があります。ここでは、それぞれの治療の方法や流れ、不妊治療を決断するタイミングなどについて解説します。

4段階の方法をステップアップさせながら治療を進める

妊娠を望んで夫婦生活を営んでいるにも関わらず、ある程度の期間を過ぎてもなかなか妊娠しない場合には、不妊症の可能性があります。「ある程度の期間」の目安は1年。1年の夫婦生活を経ても妊娠しないならば、速やかに専門の病院を受診したほうが良いでしょう。

病院では、まず不妊の原因を特定するための検査が行われます。検査の結果で原因が分かれば、それぞれの原因に応じた治療が行われます。原因不明の場合は、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精という4段階でステップアップしながら治療を進めることになります。

なお不妊の原因は、女性にだけではなく、男性にもあることを理解しておいてください。

一般的な不妊治療の流れ

不妊症は女性の体に起こる症状というイメージがありますが、実際には男性の体が原因で起こる不妊症も少なくありません。 あるデータによると、女性の体だけが原因の不妊症は不妊症患者全体の41%、男性の体だけが原因の不妊症は24%とされています。ちなみに、男女双方の体に原因がある不妊症は全体の24%、原因不明の不妊症は全体の11%です。

以上を踏まえ、女性の不妊治療の流れ、男性の不妊治療の流れ、原因不明の不妊治療の流れについて見ていきましょう。

女性の不妊治療の流れ

治療に先立ち、不妊の原因を特定するために、ホルモン検査や子宮卵管造影検査など、さまざまな検査を行ないます。検査の結果に応じ、次のような流れで治療を進めます。

  • 排卵障害が原因の不妊症の場合
    排卵誘発剤などの薬物治療を行ないます。効果がなければ、人工授精や体外受精、顕微授精へとステップアップする場合があります。
  • 卵管性不妊が原因の不妊症の場合
    卵管通水や卵管形成術などで症状を改善させたのち、体外受精や顕微授精へと進みます。
  • 子宮内膜症が現認の不妊症の場合
    腹腔鏡下手術や開腹手術などで病床を除去したのち、人工授精、体外受精、顕微授精という順で治療を進めます。

男性の不妊治療の流れ

検査に先立ち、問診や精液検査などを行ないます。検査結果に応じ、次のような流れで治療を進めます。

  • 精液の状態が原因の不妊症の場合
    状況に応じ、人工授精、体外受精、顕微授精という段階でステップアップします。必要な場合には、精巣や精路の外科手術を行なう場合もあります。
  • 性機能障害が原因の不妊症の場合
    薬物療法ののち、状況に応じて人工授精、体外受精、顕微授精へとステップアップします。

原因不明の不妊治療の流れ

検査を行なっても不妊の原因が分からない場合には、タイミング法、排卵誘発、人工授精、体外受精、顕微授精という順番でステップアップしていきます。

不妊治療を決断するタイミングとは?

避妊せずに夫婦生活を送っているにも関わらず、1年以上にわたって妊娠しない場合には、すぐに病院に相談するようにしてください。

治療の相談を決意するタイミングは1年

妊娠を希望し、1年にわたって夫婦生活を営んでいるにも関わらず妊娠しない場合には、速やかに専門の病院に相談することをおすすめします。

男女とも生殖機能に何も異常がない場合、避妊しないで夫婦生活を送れば、半年ほどで全体の7割の女性が妊娠します。1年の夫婦生活を送れば、9割の女性が妊娠します。

この数値からも分かるとおり、1年の夫婦生活を送ったにも関わらず妊娠しないならば、男性か女性、もしくは双方の生殖機能に何らかの異常があると考えるのが自然です。

不妊治療で豊富な実績のある浅田レディースクリニックの公式HPには、次のようなコメントがあります。

「よく『結婚して3年たちますが』『5年たちます』といって、『まだ子供ができないのです。不妊症かどうか検査するためにはどうすればいいですか』と聞く方がいます。残念ですが、答えは「検査などしなくても、もうとっくに不妊症です」ということになります。」
引用元:浅田レディースクリニック「不妊症ってどういうこと?」 https://ivf-asada.jp/hunin/huninsyou.html

何らかの不運によって妊娠しないことがあったとしても、生殖機能に異常のない男女が避妊なしで2年間の夫婦生活を送った場合、100%の確率で妊娠するとも言われています。まして、2年や5年たっても妊娠しないようであれば、確実に不妊症と考えて差し支えありません。

治療を決断するタイミングの目安は、夫婦生活から1年と考えておいてください。

年齢を重ねれば重ねるほど妊娠率は低下する

歳を取ればとるほど妊娠しにくくなる、ということはよく知られています。この法則は、自然妊娠ではもちろんですが、不妊治療を受けている患者にも当てはまることを忘れないでください。

のちほどご紹介する「高度不妊治療」の実績において、20代後半の妊娠率40%強・出産率20%強ですが、40歳になると、妊娠率25%程度・出産率10%弱まで急低下します。40代後半では、出産率が1%程度です。

妊娠を望んでいるにも関わらず、なかなか妊娠しない方は、年齢を重ねないうちに、一刻も早く専門の病院に相談することが大切です。

不妊治療の種類

不妊治療を大きく分けると、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精の4種類に分かれます。厳密に見れば、不妊治療はさらに細分化されるのですが(排卵誘発法など)、おおむね4種類あると考えておいてください。

  • タイミング法
    医師のアドバイスに基づき、排卵のタイミングを考慮して夫婦生活を送る方法です。タイミング法で結果が出ない場合には、排卵誘発などの処置を行うこともあります。
    一般に、妊娠を希望し、夫婦生活を1年以上送っているにもかかわらず妊娠しない場合には、タイミング法が検討されます。
  • 人工授精
    専用の医療器具を使って精子を直接子宮に注入し、夫婦生活よりも高い確率で妊娠を狙う方法です。
    一般に、タイミング法を数回繰り返したにもかかわらず妊娠しない場合には、人工授精が検討されます。
  • 体外受精
    体外に卵子を取り出し、精子を振りかけることで受精を目指す方法。受精卵の細胞分裂を確認したのち、女性の子宮内へと受精卵を戻します。
    一般に、人工授精を繰り返しても妊娠しない場合には、体外受精が検討されます。
  • 顕微授精
    体外に卵子を取り出し、専用の医療機器を使って精子を卵子に注入する方法。受精と細胞分裂を確認したのち、女性の子宮内へと受精卵を戻します。

以上のように、一般的な不妊治療は、状態を見ながらタイミング法→人工授精→体外受精→顕微授精と段階的に進めることが基本。不妊治療が次の段階に進むことを「ステップアップ」と言うことも覚えておいてください。

一般不妊治療と高度不妊治療

上でご紹介した4つの不妊治療のうち、タイミング法と人工授精を「一般不妊治療」と言い、体外受精と顕微授精を「高度不妊治療」と言います。

一般不妊治療と高度不妊治療の違い

一般不妊治療と高度不妊治療の最大の違いは、体内で受精を目指すか体外で受精を目指すか、という点です。

タイミング法はもちろんですが、器具を使う人工授精も、あくまでも体内での受精を目指す治療法。一方で、体外受精や顕微授精は、卵子を外に取り出したうえで受精を目指す治療法です。

一般不妊治療に比べて高度不妊治療は、高い技術力と専用の設備、専門の培養スタッフ等が必要となるため、一般不妊治療に比べると治療費は高額となります。

保険が適用されるのはタイミング法のみ

4種類の不妊治療のうち、保険が適用されるのはタイミング法のみ。他の不妊治療は自由診療(すべて自費の診療)となります。

高度不妊治療は治療費が高額となるため、国や自治体、健康保険組合などが用意した助成制度等を利用し、少しでも治療費の負担を軽くするようにしましょう。

一般不妊治療と高度不妊治療の違いを、以下のページに詳しくまとめていますので、ご参照ください。

高度不妊治療とは?>>

実績のある専門の病院に相談を

以上、不妊治療の流れやタイミング、種類、一般不妊治療と高度不妊治療の違いなどについて解説しました。

不妊治療を受けるべきかどうかは、それぞれの夫婦の状況によって異なります。経済的な面についても、各家庭で事情が異なることでしょう。

一方で、不妊治療を受けるべきかどうかを悩んでいる間に、年齢的な理由で妊娠が難しい体になってしまう恐れがあります。治療を受けるかどうかの判断は先送りにしたとしても、不妊症が疑われるご夫婦は、早めに専門の病院で相談してみることをおすすめします。

以下のページには、不妊治療の実績が豊富な京都の病院をまとめています。どの病院に相談をしても、治療を強要されることはありません。患者の立場になって親身に相談に乗ってくれる病院ばかりなので、不妊の相談を検討中のご夫婦は、安心して相談に行ってみてください。

京都で不妊治療ができる評判の病院とは?>>

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